新編常陸国誌の泉城の項に小坂合戦についての記述があります。小田氏治勢が土岐勢と小坂で戦い、泉城主の東条重定を討ち、泉城が廃城になったとされています。小坂合戦は、天文十七年(1548)の戦いとしているので、小田氏と土岐氏が激しく争っていた時期にあたります。
小田氏は、この合戦の数年前に信太荘内に小坂城を築き、小坂岡見氏を配備し、江戸崎の土岐氏及び小野川対岸の泉東条氏や龍ヶ崎土岐氏に脅威を与えたものと考えられる。泉東条氏が江戸崎土岐氏の援軍を得て小坂城攻撃を試みたが、小田氏の救援を得た小坂岡見氏によって全滅させられたのであろう。
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