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坂田城跡航空写真(横芝町文化財マップ)
坂田城跡航空写真(横芝町文化財マップ)

 千葉県横芝町の坂田城は、牛久の南東60km(成田空港の更に先)にある井田氏の居城です。十六郷五七村を領有したと云われる井田氏は、小田原の北条氏の有力武将として手勢300騎(足軽を含んで2千人以上)を率いていました。

 天正二年頃に牛久城が佐竹氏の攻撃を受けた時、井田氏は北条氏の要請で牛久城に入り、佐竹氏と交戦した記録(井田文書)が残っています。その後も井田氏は何回か牛久に出兵し、天正五年七月には岡見・井田の連合軍が佐竹氏の南下を静止し、北条氏政が井田氏にねぎらいの酒一樽を贈ったという記録(井田文書)も残されています。この後、牛久城は佐竹氏に対する最前線の砦となり、北条氏旗下の諸将が在番衆として割り当てられて、交代で牛久城に常駐することになりました。

 坂田城は、秀吉軍によって天正十八年に北条氏と共に滅亡し廃城になりましたが、その土塁や堀後の遺構は、坂田池公園の一角として整備されてています。
  

坂田城絵図(横芝町史)
坂田城絵図(横芝町史)

  
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