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 常陸国の小田氏(つくば市小田)は南北朝ごろから室町期にかけ、小田地方の豪族であり、その一族の小田三郎朝義が領地を与えられて、始め尾上(おかみ)城堡を構え、南殿と称しました。尾上地方が岡見と書かれる様になり常南の雄小田一族が地名と同じ岡見氏を名乗りそれが定着したものと伝えられています。今からおよそ670年前の延元4年(1339)頃のことと思われます。

 岡見城は、牛久市岡見にあり、小野川に面した標高25mほどの台地の南端にあり、現在も土塁等が残されています。この城は、戦国初期に築かれたもので、館城に近い遺構がいくつかあり、岡見一族(牛久岡見、足高岡見、谷田部岡見の一族と思われる)の居城であったものと思われます。

 岡見氏は、南北朝時代末の元中8年(1391)の明徳の乱に功があり、牛久と足高を賜り、その後、居城が岡見から牛久沼畔の牛久城と足高城に移りました。

岡見城縄張図
岡見城縄張図

  
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