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 江戸崎の土岐氏は、美濃国(岐阜県)の守護職であった土岐氏の一族です。喜慶元年(1387)頃に信太庄の代官(惣政所)として江戸崎に移住して来て、稲敷地方(江戸崎・龍ヶ崎・阿見・美浦・牛久の一部)を支配しました。戦国末の土岐氏の勢力は、江戸崎城・龍ヶ崎城・木原城(美浦村)を拠点に1,000騎〜1,500騎の兵力を有していたと伝えられています。一騎あたり10人程度の足軽がいた事から1万人規模の兵を動員できる有数の大名です。

 土岐氏が江戸崎に移住してきた頃には、牛久の岡見氏は小田氏と共に土岐氏に敵対していましたが、戦国末期になって小田原の北条勢に加わった事から和睦し、協力して佐竹勢に対抗することになりました。牛久城主の岡見治広の奥方は土岐氏から迎え、若柴城主の岡見頼勝が土岐氏からの入り婿であったことなど、強い結びつきを持っていました。

 土岐氏は、江戸崎と龍ヶ崎と共に久野城(牛久市)にも分流があり、土岐越前守頼基・越前守ト千・源十郎頼行の三代が久野城主として知られています。
  


土岐治頼画像
  
  
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